社会を動かす、エンジンでありたい


◆平成30年7月度例会報告

開催日:平成30年7月21日(土)

開催時間:13時30分〜17時00分

場所:ひとまち交流館京都 大会議室

参加者:81名

講演1:「鋳物鋳造技術の紹介〜量産技術から3Dプリンター活用による造形技術まで」(講師:坪田博隆技術士(機械部門))
概要:長い歴史の中で,鋳物はいつの時代も重要な役割を果たしてきた。ものつくりのベースとなる現代の鋳造技術の中で,代表的な鋳物量産技術と3Dプリンター活用による最新の鋳物試作技術についての紹介があった。
講演2:「水素今昔物語・・・水素社会は来るのか?」(講師:伊藤 博技術士(化学部門))
概要:水素を利用する燃料電池が環境に優しい技術として注目されている。しかし水素の主たる製造法は化石燃料を原料とする熱化学反応でありCO2を排出する。しかも,発電までの工程が長く,エネルギー損失が大きい。本講演では水素の特性と製造技術,原子力や再生可能エネルギーとの接点,高圧水素化反応および最新の水素利用技術の紹介があった。

講演会の様子


◆平成30年6月度例会報告

開催日:平成30年6月16日(土)

開催時間:13時30分〜17時00分

場所:ひとまち交流館京都 大会議室

参加者:80名

講演1:「わたしの経験した水産海外技術協力の実際」(講師:青山 光宏 (水産部門 修習技術者))
概要:講師はJICAボランティアや技術協力専門家として、太平洋のパラオ、パプアニューギニア、西アフリカのブルキナファソ、セネガル、旧仏領ソマリアのジブチ、カリブ南米側のガイアナで、主に養殖の技術移転指導に従事されてきた。講演では水試配属や省庁配属、村落活動、海水魚、淡水魚、海藻資源調査、部族紛争、イスラム過激派など各国それぞれ事情の異なった現場での経験を、技術だけでなく現地情勢や日本のODA事情も含めて紹介していただいた。
講演2:「Deep Learningの医療および創薬への新たな展開」(講師:江口 至洋氏 (神戸大学・東京理科大学薬学部 客員教授,NPO法人システム薬学研究機構 理事,理化学研究所 客員主幹研究員))

概要:21世紀に入り人工知能の技術開発は、新たなアルゴリズムの開発とハードウェアの高速化により急速に進展してきたが、中でも今、Deep Learningが注目を集めている。創薬への応用は2012年に構造活性相関の分野で登場し、世界的に注目を集めた。また医療への応用は2016年に眼底画像からの糖尿病性網膜症の診断システムが世界的な医学雑誌JAMAに発表され、医療従事者に大きなインパクトを与えた。講師にはそれら研究開発の現状について紹介していただいた。



講演会の様子


平成30年5月度例会報告

開催日:平成30年5月19日(土)

開催時間:14時00分〜17時00分

場所:ひとまち交流館京都 大会議室

参加者:97名

講演1:「歌舞伎役者のモノ創り・・・役作り・ドラマ作り」(講師:片岡嶋之亟氏 歌舞伎役者)
概要:ご自身の歌舞伎役者になるまでのご経歴と,役作りのご苦労話を会場の聴衆に対して実際に手の使い方や身振りを実演してもらう形で判りやすく解説して頂いた。
講演2:「神戸大学 教授・学部長・理事としての大学経営」(講師:内田 一徳氏 神戸大学副学長)

概要:半世紀に及ぶ農業土木技術者として、2030〜2040年ごろの食糧危機に備え、ため池や棚田の重要性について、環境・防災の観点も含め、農業・農村の活性化に寄与することを使命として尽力してきたことを紹介。

 また、神戸大学における研究室、部局、大学の経営戦略について詳述された。特に、JABEEなどの技術者教育、産学連携や地域連携における若手人材育成、教職員とのコミュニケーション、ブランディング戦略、ベンチャー育成戦略などについて紹介があった。


講演会の様子


平成30年4月度例会報告

開催日:平成30年4月7日(土)

開催時間:13時30分〜17時00分

場所:ひとまち交流館京都 大会議室

参加者:74名

講演1:「海外の空調事情とトラブル事例」(講師:山田 鉄二技術士(衛生工学・総合技術監理部門))
概要:企業のグローバル展開では地域性を考慮した設計が必要であるが、実際は想定外のことで足踏みが発生している。各国の空調事情、実際のトラブル事例の紹介を通して、日本と世界の違いについて講演いただいた。
講演2:「衣料から医療へ 〜異分野事業への参入〜」(講師:鈴木昌和 氏(グンゼ株式会社 QOL研究所 技術顧問))
概要:グンゼは122年前に蚕糸業振興と地域社会への貢献を目的に製糸会社として綾部にて創業した。時代の変化に対応して戦後はアパレル事業で繊維会社として成長し、現在はプラスチックフィルム事業、エンジニアプラスチック事業など高分子加工事業も基幹事業としている。更に、未来を見据えて30年前に産声をあげたメディカル事業を新たな成長の核としQOLの向上を目指していることの背景等をふくめて講演いただいた


                           講演会の様子



平成30年3月度例会報告

開催日:平成30年3月17日(土)

開催時間:13時30分〜17時00分

場所:ひとまち交流館京都 大会議室

参加者:79名

講演1:大学における知財創出による産学連携(講師:開本 亮 技術士(原子力・放射線/総合技術監理部門)神戸大学 学術・産業イノベーション創造本部 知的財産グループ
概要:大学における知財創出による産学連携は、国立大学法人化が行われた約10年前から始まり、年を追って盛んになっている。しかし、現状はまだ米国に遠く及ばない。その現状について、神戸大学を例にとって説明された。
特別講演:京都の老舗に学ぶ中小企業の事業承継(成岡 秀夫 (なるおか ひでお) 株式会社成岡マネジメントオフィス講演2:金属粉末の製法・用途と粉末冶金について(講師:宮川 智 技術士(金属部門)
概要:京都には100年以上続く「老舗」と言われる企業やお店が2000以上あり、世界の中でも非常に特殊な地域であるといわれている。それぞれの「老舗」の事業承継には一定のルールがあることを紹介,また、昨年できた京都府事業引継ぎ支援センターの活動も紹介された。
講演3:被災地の今:気仙沼での700日(講師:桶屋 眞士 技術士(建設部門)高知県任期付職員(宮城県気仙沼市派遣)
概要:講演者は平成28年4月より,宮城県気仙沼市で災害公営住宅建設にして頂いた。東日本大震災と阪神淡路大震災との比較や,今もたどれる被災建物,災害公営住宅等についてご講演頂いた。

平成30年2月度例会報告

開催日:平成30年2月10日(土)

開催時間:13時30分〜17時00分

場所:ひとまち交流館京都 大会議室

参加者:74名

講演1:青色発光ダイオードの発明から考える研究開発のあり方について(講師:紙 昌弘 技術士(機械部門)紙昌弘技術士事務所)
概要:研究開発を効率よく成功させることは、企業にとって重要課題である。1980年代青色LEDの開発に大企業各社がしのぎを削ったが、うまくいかなかった。その中で徳島県の中小企業の中村修二という研究者がその発明に成功を収めた。この事例から、企業の研究開発のあり方を考察された。
特別講演:京都の老舗に学ぶ中小企業の事業承継(成岡 秀夫 (なるおか ひでお) 株式会社成岡マネジメントオフィス 代表取締役 (中小企業診断士))
概要:京都には100年以上続く「老舗」と言われる企業やお店が2000以上あり、世界の中でも非常に特殊な地域であるといわれている。それぞれの「老舗」の事業承継には一定のルールがあることを紹介,また、昨年できた京都府事業引継ぎ支援センターの活動も紹介された。



講演会の様子


平成29年12月度例会報告

開催日:平成29年12月9日(土)

開催時間:13時30分〜17時00分

場所:ひとまち交流館京都 大会議室

参加者:79名

講演1:東北RST活動報告(講師:川端 正詳 副会長/技術士(機械・総合技術監理部門))

概要:東日本大震災復興支援として2012年より行っているこども理科実験教室の10/7〜8の福島県郡山市、及び10/28の岩手県大船渡市・陸前高田市の実施報告と東北復興状況の報告を頂いた。

講演2:現代の科学技術における技術者倫理と今後の方向性(講師:田岡 直規 技術士(機械・総合技術監理部門))

概要:現代の科学技術は巨大化・総合化・複雑化する一方、「科学技術の不確実性」の下、技術者が意思決定を迫られるケースが増加しつつある。このような状況下での技術者倫理と今後の方向性についてご講演頂いた。

講演3:史上稀な事件に遭遇して感じたこと。技術者の持つべき倫理観と果たすべき社会への貢献(講師:綾木 光弘 技術士(森林・総合技術監理部門部門))

概要:会社員時代に東京勤務を17年経験した。その時に遭遇した地下鉄サリン事件は非常に印象深い事件であった。私は、傘で穴のあけられたサリンの袋からわずか2mにいたが,奇跡的に九死に一生を得た。事件を起こしたオウム真理教に帰依した信者の中に、将来を嘱望された研究者・技術者がいたが,彼らの思想と行動を通して、研究者・技術者倫理というものについて技術士としてどう世の中に関わっていけるかという事についてご講演頂いた。


例会の様子



平成29年9月度見学会報告

開催日:平成29年9月18日(月・祝)

開催時間:13時00分〜16時45分

見学先:京都鉄道博物館

参加者:47名

概要:京都鉄道博物館内を副館長他3名の職員に詳しい解説を聞きながら見学(SL車庫、メンテナンス場、博物館内他)数多くの貴重な車両や展示物について詳しい解説を聞きながら見学することができ、楽しく過ごすことができた。技術的・専門的な質問に対し一つ一つわかりやすく回答をいただき、非常に理解が深まった。見たいものが非常に多く、見学会の時間内にとても全部の展示を観覧しきれなかったので、また来たいという感想がありました。


 



◆平成29年7月度例会報告

開催日:平成29年7月15日(土)

開催時間:13時30分〜17時00分

場所:ひとまち交流館京都 大会議室

参加者:64名


講演1 農林業と環境〜持続可能な社会のために

講師:三嶋 陽治 技術士(農業・森林・総監部門)

講演内容:持続可能な経済活動としての農林業と農地・森林の保全について

講演2 化学プラント事故−事故はいつでも冷却喪失から

講師:小澤 守 教授(関西大学 社会安全学部)

講演内容:冷却喪失は原子炉のみならず化学プラントでもボイラでも非常に重要な問題である。この講演では過去の事故を俯瞰し,同時にボイラを例として安全確保のあり方についてご講演頂いた。



◆平成29年5月度例会報告

開催日:平成29年5月20日(土)

開催時間:13時30分〜17時00分

場所:ひとまち交流館京都 大会議室

参加者:92名


講演1 日出づる国のIoT

講師:坂東 大輔 技術士(情報工学部門)

講演内容:IoT(Internet of Things)とは「ありとあらゆるモノ」がインターネット接続することを指す。IoTの定義と基礎を詳しく解説を頂き、応用分野と最新動向 につき講演をいただいた。さらに、独自のご経験から「IoTは日本の夜明けへと通ずる」可能性につき述べられた。


講演2 技術士までと、なって学んだ思い出 −1964東京 オリンピックから2020東京オリンピック迄−

講師:石橋 伸之 技術士(電気電子部門)

講演内容:静大・高柳先生のご研究に敬意と憧憬を持たれ、放送技術の開発の道に進まれ、手掛けられた放送システムの解説と未来につきご講演をいただいた。さらに1964/2020年2つの東京オリンピックの間での幅広い技術者経験を踏まえ、技術者としての考え方、貢献の在り方等につき述べられた。