最近の講演会から

京都技術士会12月例会&忘年会

開催日2025-12-13
会場講演会:京都市生涯学習総合センター(京都アスニー) / 懇親会: さざんか亭六角店
参加人数 講演会:70名(うち非会員 2名)/ 懇親会:58名(うち非会員 1名)
講演1:労働者派遣法の害悪
講師:實原 信昭 氏 特別会員 技術士補(経営工学部門)東洋紡(株)
 労働者派遣法は、企業の都合で導入された法律であり、現場力や実質賃金の低下を招いている。さらに、内需の低下、不正、少子化の遠因ともなり、社会的損失を拡大していると考える。これらの問題について自身の経験を踏まえて説明し、法律の見直しについてご講演いただいた
講演2:日本企業のサプライチェーンマネジメント ― 現状とこれからを考える
講師:峯尾 啓司 氏 経営工学部門 峯尾技術士事務所
 製造、物流、販売まで、統合的に管理する仕組みが「サプライチェーンマネジメント(SCM)」です。現在、所属しているNPO法人のSCM分科会では、企業の担当者とともに「なぜサプライチェーンがうまくいかないのか」といった課題について議論を重ねています。今回の講演では、その議論の内容を紹介し、日本企業が直面する課題や今後の方向性についてご講演いただいた
講演3:技術経営の実践 –中小機械メーカーの企業内技術士の事例紹介
講師:山根哲男 氏 経営工学部門 兵神装備株式会社
 産業用ポンプを製造販売する中小企業に勤務し、中小製造業が自立経営していく研究開発型企業、独自技術の拡大等の方針を目標に、自社の製品、技術、規模に応じた研究開発・ビジネスプロセス・技術者育成の仕組み、課題解決に取り組んだ事例を技術経営フレームワークでご紹介いただいた

京都技術士会10月例会

開催日2025-10-18
会場講演会:京都市生涯学習総合センタ‐(京都アスニ‐) / 懇親会:海鮮居酒屋 京都 花の舞
参加人数 講演会:56名(うち非会員 1名)/ 懇親会:39名(うち非会員 1名)
講演1:「契約書に則して工事を進めることの重要性~山岳トンネル工事を例として~」
講師:井上 直樹 技術士 (建設部門)、 弁護士
建設工事で請負代金を確実に獲得するためには、契約書の内容を把握しておくことが重要である。本講演では、トンネル施工方法の一つである山岳工法トンネルを例に、施工方法の概要及び契約上注意すべきポイントなどをご講演いただいた。
講演2:二村 光司 技術士 (機械、総合技術監理部門)、 工学博士
講師:「コンサルタントとして,“ 二足のわらじ ” でアタフタの巻」
技術士(技術コンサルタント)として、また労働安全コンサルタントとして、いわゆる”二足のわらじ”で細々と活動しています。派手ではありませんが、時には忙しくアタフタしている現状について、途中、映像を交えご講演いただいた。
講演3:岸本景子 映画監督 (外部講師)
講師:「社会を見つめ、かたちにする ―映画と技術にできること―」
『祭りの継承』『孤独死』『多文化共生』など、これまで私が映画で向き合ってきたテーマです。分野は違いますが京都技術士会の皆さんとともに、ものづくりを通して社会課題と向き合うことについてご講演いただいた。途中、製作映画も上映(約15分)された。

京都技術士会9月例会

開催日2025-09-06
会場講演会:京都市生涯学習総合センター(京都アスニー) / 懇親会:
参加人数 講演会:62名(うち非会員 2名)/ 懇親会:46名(うち非会員 2名)
講演1:水中用水処理機器について
講師:松本 早登士 技術士(機械部門/(株)鶴見製作所)
下水処理施設、特に農業集落排水や産業排水のような小規模な水処理施設においては、水中で運転を行う水処理機器が用いられる。本講演では水中用の水処理機器について、講師が担当してきた機器を中心に、自己紹介を兼ねて説明いただいた。
講演2:レーザー核融合商用炉実現に向けたEX-Fusionの取り組み
講師:松尾 一輝 博士(理学)(株式会社 EX Fusion 代表取締役)
持続可能なエネルギー創出について、および産業化に向けた構想を軸に、世界、日本にとって本当に望ましいエネルギーとは何か、また、日本が持つポテンシャルを発揮できる環境を作る上で何が必要なのか、「レーザー核融合」にフォーカスし、基礎から、国内外の情勢、課題、応用、今後についてなど、幅広い内容を紹介いただいた。
講演3:2025大阪・関西万博と技術士会の万博への初の参画
講師:綾木 光弘 技術士(森林部門、総合技術監理部門/綾木企画技術士事務所 代表)
公益社団法人日本技術士会近畿本部では2020年に万博委員会(委員長:綾木氏)を発足させ、足掛け5年にわたり参画活動を行ってきた。そして当委員会ではその集大成になる本番参画として、9/18と10/4には企業や学校との共創活動、未来の防災、エネルギー、環境等、幅広い技術士の社会貢献活動をテーマに、万博会場にて展示・プレゼンを行う。本番に先立ち、京都技術士会にて予告いただいた。

京都技術士会7月例会

開催日2025-07-19
会場講演会:ひと・まち交流館京都 大会議室 / 懇親会:さざんか亭六角店
参加人数 講演会:66名(うち非会員 4名)/ 懇親会:38名(うち非会員 0名)
講演1:GISネットワーク解析概論
講師:天野 貴文
GISネットワーク解析とは地理空間データを用いて最短・最適経路や到達可能範囲を探索する技術である。本講演では,GISネットワーク解析について概説し,オープンソースGIS上での利用方法や実務での実例を紹介する。また,iOSでのアプリ開発方法や技術的課題についても解説する。
講演2:新商品開発を支えるデザインレビューの歴史と未来展望 ~顧客ニーズへの対応と競争力向上への貢献~
講師:木村 桂吾
近年、CX(カスタマー・エクスペリエンス)、AI、サステナビリティ対応など複雑化する製品設計に対応するため、新商品開発におけるデザインレビュー(DR)は急速に変化しています。 開発の高速化が求められ、人員の不足や多様化が進む中でも、製品品質を保つには多様な視点からのリスク管理を含めたレビューの見直しが必要です。
本講演では、DRの基本から効率化/品質向上を目指す最新の手法と事例をご紹介します。
講演3:廃プラスチックリサイクルの実態;その表と裏 ~廃プラによる環境汚染の解決に向けて~
講師:鍵谷 司
廃プの環境流出により、海洋・大気汚染が拡大し、生態系への影響が深刻化している。従来は焼却やで埋立されてきたが、リサイクル(再資源化)が推進される一方、処理費用の高騰により不法処理が横行し、大量の廃プラが環境へ流出しているといわれている。容器包装プラのリサイクルが85%と言われているが環境汚染を防げていない。ところで、容器包装プラは、混合回収されるので再商品化は難しい。それにもかかわらず現行の基本法では処理の優先順位が規定されており、「熱回収」(燃料利用)等は制限されている。結果的に処理費用の高騰し、不法投棄の要因となっている。ここでは、容器包装プラを例にして、名目上と実質上のリサイクルの実態を解説するとともに廃プラによる環境汚染の解決に向けた取り組みについて提案したい。

京都技術士会5月例会

開催日2025-05-17
会場講演会:ひと・まち交流館京都 2階大会議室 / 懇親会:リーガロイヤルホテル京都
参加人数 講演会:66名(うち非会員 0名)/ 懇親会:55名(うち非会員 0名)
講演1:総会
講師:議長:野田前会長 川端新会長
5月度例会に先立ち,2025年度総会を開催し,以下の議事はすべて承認された。
【Ⅰ】2024年度活動報告
【Ⅱ】2024年度会計報告
【Ⅲ】2025年度計画(案)審議
【Ⅳ】その他
講演2:「工場排水の処理方法について」
講師:星 邦明 修習技術者(上下水道部門)
工場の操業において,効率的な製品生産は重要な目的であるが,それは法令順守を前提としている。本講演では,特に水質汚濁や下水に関する工場排水の処理に焦点を当て,それがどのように行われているか説明された。また,一般的な工場排水の処理方法を紹介するとともに,現場で培った実践的なノウハウを説明された。
講演3:「コロナ禍を経たITプロジェクトの変化」
講師:神原 典広 技術士(経営工学部門,総合技術監理部門)
コロナ禍は,オフィスワーカーの働き方に変革をもたらした。特に,ITプロジェクトにはコミュニケーションツール,進捗管理,DXの加速等,多岐にわたる影響を与えた。
これらの変化を深掘りすると共に,定量的な進捗管理手法(EVM)を紹介された。

京都技術士会4月例会

開催日2025-04-05
会場講演会:ひと・まち交流館 京都 2F 大会議室 / 懇親会:個室居酒屋 龍馬 軍鶏農場 京都駅前店
参加人数 講演会:76名(うち非会員 2名)/ 懇親会:51名(うち非会員 1名)
講演1:“EVシフトの行方、EV化は天使か悪魔か?” ~100年に一度の大変革期の渦中にあって~
講師:上川 満 技術士 (金属部門)
EV(BEV)シフトに関して、各国の規制、戦略、政策による自動車産業への影響、業界構造の変革
業界構造はどのように急変革、国際競争力を維持について考察する。
講演2:シニア転職のすすめ ~ 産学官 / 技術部門の場合 ~
講師:穴山恭廣 技術士 (経営工学部門)
皆様ご自身、あるいは後輩のベテラン技術者の方々にご参考になるよう、私の4回の転職活動についてご説明いたします。企業での経験を踏まえ、心身健康であれば転職活動をして新しい仕事に挑戦してみませんか。

京都技術士会3月例会

開催日2025-03-01
会場講演会:ひと・まち交流館京都 大会議室 / 懇親会:台所 てんや
参加人数 講演会:70名(うち非会員 2名)/ 懇親会:50名(うち非会員 1名)
講演1:PFAS 規制の概要とフッ素フリー撥水・撥油材料の開発 
講師:伊藤 玄 技術士(化学部門)
2023年に欧州化学品庁に提出されたPFAS規制の概要とその状況を説明する。また、現状フッ化物の独壇場である撥水撥油材について解説し、KRIが開発したフッ素フリー撥水撥油材の考え方や特性の紹介を行っていただいた。
講演2:Aiによる研究者タイプの判定と、それによる共同研究の成果予測 
講師:開本 亮 技術士(原子力・放射線、総監部門)・弁理士・工学博士
複数の研究者の共同研究から。どのような分野でどの程度の成果が産まれるのかを予測することは、今まで極めて困難でした。これに対して、Aiを用いた論文分析から、研究者の個性を判定し、それを用いて計算による共同成果の予測がある程度の精度で可能となったことを報告いただいた。
講演3:私の履歴書-“運・感性(気付き力)・努力”- 
講師:川端 正詳 技術士(機械、総監部門)
技術士労働安全事務所を開業して5年、多くの課題を抱えながらも活動しつつ、神経を使うことが多い。1)現時点に至るまでを振り返って、会社員時代に何をしたのか。何が役立ったのか。後悔を含めて、もっとどうしておけば良かったか。2)今後どうしようと考えているのか。私的見解を述べていただいた。 

京都技術士会2月例会

開催日2025-02-01
会場講演会:ひと・まち交流館京都 大会議室 / 懇親会:がんこ 三条本店
参加人数 講演会:63名(うち非会員 1名)/ 懇親会:55名(うち非会員 1名)
講演1:2024年度の京都・滋賀・福島でのこども理科実験教室活動について
講師:大西 一市 技術士(化学部門)
「理科好きなこども達を育てる一助になりたい」との想いの下、理系人材の育成を目的に2006年に結成された京都技術士会理科支援チーム(RST)は、京滋地域を中心に、更に2012年からは震災復興支援として東北の震災地 (主に福島県)を訪問し、こども理科実験教室を続けている。2024年度も京都、東近江、向日、福島各市で活動し、こども達の笑顔が忘れ難い一時を得た。また、直近3年間は日本技術士会東北本部福島県支部所属の技術士の協力も得て、福島県での活動にご参加いただいており、新たなご縁を築いている。これら2024年度のRST活動状況について、動画も交えて報告いただいた。
講演2:項目反応理論を用いたテスト問題の提案への取り組み
講師:人見 尚典 博士(修習技術者, 特別会員)
テストの回答データから「受験者の能力値」や「問題の困難度」等を確率モデルに基づいて推計する項目反応理論(IRT : Item Response Theory)。従来の古典的テスト理論で課題となる集団依存性や項目依存性は、IRTでは等価を考慮することで解決できる。さらに、受験者の時系列的な能力値を推計するために、Sliding Window 隠れマルコフIRTが提案されている。本講演では、IRTおよびSliding Window 隠れマルコフIRTの適応例が紹介され、加えて、講師の自己紹介を兼ねて勤務先の取り組みについても簡単に紹介いただいた。
講演3:産業用機械の自動化技術の変遷と今後の展望
講師:畑 浩二 技術士(電気電子部門)
18世紀に始まった産業革命以降、我々はより豊かでより便利な生活を享受してきた。本講演ではものづくりの基盤を支えている産業用機械の自動化技術にスポットを当て、その技術の変遷、仕組み、そして今後の展望、課題を概説いただいた。