社会を動かす、エンジンでありたい

◆2020年10月度例会報告

開催日:2020年10月17日(土)

開催時間:13時15分〜16時50分

場所:ひと・まち交流館京都

参加者:49名

【講演1】
講演タイトル:「冷間圧造の技術紹介」  
講師:松田英男技術士(金属部門)
要旨:冷間圧造(塑性加工)の特長と自動車向ねじ部品(パーツ・ボルト・ナット等)の製造技術や周辺技術についてご紹介いただいた。また、圧造部品の軽量化についての課題やねじ産業における技術士資格について概説いただいた。
【講演2】
講演タイトル:「〜小麦粉から惑星まで 粉粒体および粉粒体ハンドリング技術の“あれこれ”と実際の紹介 」  
講師:二村光司 技術士(機械部門 、総合技術監理部門
要旨:私達の身の回りには、自然の形あるいは工業材料として,“粉粒体(粉や粒)”があふれている。この粉粒体についての歴史や定義,講師が長く業務として携わ ってきた“粉粒体ハンドリング技術”の実際,安全性,業界の状況等について紹介いただいた。
【講演3】
講演タイトル:「新型コロナウィルス対策を支援する無償開放特許」  
講師:開本亮 技術士 (原子力・放射線 部 門、総合技術監理部門)/font>
要旨:新型コロナウィルスの世界的な感染拡大の対策の一環として、ジェノコンシェルジュ京都(株)を始めとする 20 社の発起人から「 COVID 19 と戦う知財宣言※」が発出された 。これは、新型コロナウィルスの診断、予防、封じ込め、及び治療等の目的に限定し、同知財宣言に賛同した企業 (92 社が保有する特許技術約 92 万件 等について、 WHO のパンデミック終結宣言までの期間、無償開放するとの宣言。本講演では、この92 万件のうち、短期間で開発可能な案件に絞り、概要を分析して解説いただき、代表的な特許発明については、特許庁データベースへのリンクが可能な詳細資料をご提供いただいた(会員ホームページに掲載)。。

松田英男技術士
二村光司技術士
開本亮技術士
会場風景

◆2020年9月度例会報告

開催日:2020年9月5日(土)

開催時間:13時15分〜16時50分

場所:ひと・まち交流館京都

参加者:57名

【講演1】
講演タイトル:「EU REACH登録規制による製品への市場影響、EU以外の国での化学物質管理法規制への影響及び今後の展望」  
講師:徳田進 修習技術者(化学部門)
要旨:EU域内にて施行されたREACH登録規制が2007年6月以降、EU域内にて生産・輸出される製品の市場に与えた影響、またEU域外での化学物質管理法規制に与えた影響に関して、これまでの概略を説明すると共に、今後の展望について述べられた。
【講演2】
講演タイトル:「標準化への異常な愛情 または 私は如何にしてモータを設計するのを止めて国際規格を愛するようになったか」  
講師:馬場 丈典 技術士(機械部門)
要旨:経済産業省の重点政策にも採り上げられ、企業経営にも大きな影響を与える国際標準化であるが、日本国内では現状、エンジニアか否かに関わらず、それへの理解はあまり進んでいない。本講演では標準化の基礎知識が整理されるとともに、「システム」「ユースケース」をキーワードに標準化戦略が詳説された。
【講演3】
講演タイトル:「一般廃棄物処理施設基本計画の動向」  
講師:川下 章 技術士(衛生工学部門、総合技術監理部門)/font>
要旨:大都市の大規模施設に加えて中小規模の一般廃棄物焼却処理施設においても現在、地球温暖化対策や資源有効利用などの推進の観点からエネルギーの高度回収対策が計画・具備されつつある。本講演では、これらの現在の動向、更には中小規模の一般廃棄物処理施設においてエネルギー高度回収技術を採用する上の現在の課題について解説された。

徳田進修習技術者
馬場丈典技術士
川下章技術士

講演会の様子


◆2020年8月度例会報告

開催日:2020年8月8日(土)

開催時間:13時15分〜17時

場所:ひと・まち交流館京都

参加者:67名

【講演1】
講演タイトル:「サイバーセキュリティの現実 −高度化・組織化する攻撃に対処するために−」  
講師:杉浦 司 技術士(情報工学,経営工学部門)
要旨:年々高度化・悪質化するサイバーセキュリティ脅威(標的型メールなどじゅうたん爆撃攻撃,
DDoSなどのスナイパー攻撃)の最新実例を紹介した上で,どのような対処方法(CSIRTによる組織的対策など)が不可欠になってきているかについて解説された。
【講演2】
講演タイトル:「中小企業診断士と未来学」  
講師:高橋 宏和 技術士(経営工学部門)
要旨:中小企業への技術支援が重要となる中で,中小企業診断士の立場から最新事例の紹介と京都の強みを再考された。また,未来学も紹介しながら「未来を拓き,次代を創る,
技術のエキスパート」技術士の可能性を解説された。
【講演3】
講演タイトル:「金属粉末の製造方法と最新の用途について」  
講師:菊川 真利 技術士(金属部門)/font>
要旨:未来学も紹介しながら「未来を拓き,次代を創る,
主に工業材料に使用されている金属粉末について,その製造方法の中で合金粉末に適したアトマイズ法とその用途について,金属粉末射出成形(MIM)や,最近の3Dプリンター(AM)用の粉末やその使用例を含め紹介された。


講演会の様子



◆2020年2月度例会報告

開催日:2020年2月1日(土)

開催時間:13時15分〜16時40分

場所:ひと・まち交流館京都

参加者:93名

【講演1】
講演タイトル:「医術と技術のお話」  
講師:伊東龍一 技術士 (機械部門)
要旨:現代の医術は、医師の技術だけでなくそれを支える科学技術によって成り立っており、医療機器の市場規模は世界的に年々拡大し続けている。
本講演で、医術の歴史の中で技術が果たしてきた役割にスポットライトを当てることで、普段あまり触れることのない医用向けの技術に親しんでいただきつつ、医療機器業界の中で島津製作所が提供している技術の紹介があった。
【講演2】
講演タイトル:「Bluetooth Low Energy(BLE)通信と家庭用健康・医療機器」
講師:岡崎 哲三 技術士 (情報工学部門)
要旨:情報通信技術の発展に伴い血圧計・体重計などの家庭用健康・医療機器も測定データを広く集め、そのビックデータを活用するサービスを提供する方向に進んでいる。
本講演では講師が関わってきた家庭用健康・医療機器とBLE通信の技術概要ついての説明があった。
【講演3】
講演タイトル:「技術士は技術のお医者さん:(その1)風力発電」  
講師:水田 耕市 技術士 (上下水道、総合技術監理部門)
要旨:わが国の電力需要に対する風力電力供給量は、現在0.7%であるのに対し、世界6%、EU14%である。風力発電の現状と課題及び、『エネルギー自立国』に向けた「日本型風力発電技術」の方向性の提示があった。

講演会の様子